まいたけ味

まいたけの味がします。作品レベル以下のアウトプット墓場

2005-01-01から1年間の記事一覧

パンチドランク・ラブ

監督:ポール・トーマス・アンダーソン 結果から言えばアダム・サンドラーの為の映画なんだけど、 一目惚れっていうタイトル的にエミリー・ワトソンじゃムリじゃないの。 え?オマエになのか?そうなのか?と思ってしまって序盤のノリが悪かった。 っていう…

セオリー1

歳を取ってどんどん色んなものが許せるようになってきた。 若い頃はもっとトガってアレはダメだコレは許せんとか 言ってた記憶があるのだけど、そう払いのけたものの一部について 前言撤回したという事が教訓になっているとかいないとか 5年くらい前に僕が…

イケニエの人 / 大人計画

脚本・演出:松尾スズキ mixiであまり評判が良くなかったのだが、ああいうのはあまり参考にならない事も多いので気にしていなかったものの、どうやら僕の大人計画好きと世の中のソレとは大きなズレはないようだ。 全体の世界観やストーリーも目新しい事もな…

気を使う

過小評価らしきものを受ける 理由を確認して反論を並べると いつもの通りこっちが正しいような感じになる でも、いつもそういう感じになってしまう事こそが 過小評価と感じる一番の理由ではないかと思われる よく考えたんだろうから多分そうではないのだろう…

ポルノ / 阿佐ヶ谷スパイダース

作・演出:長塚圭史 シアターTVの録画ですがアサスパ初観戦。想像以上でも以下でもないけど期待通り。 他を見た事ないのだけど、多分外れのない劇団だろうなと思う。作品自体はオーソドックスだし特に言うべき事もない気がするけど、笑いとストーリーのバラ…

シボレー

いろいろやらなあかん事が多いですが ヨケーなヨテーを入れちゃうのはどうしてでしょうか シボらなあかん事はよく分かっているのですが 世の中には面白い事が多すぎて 誘われるとどうにもついていってしまうのです マトモな人間にならないといけないという呪…

華氏911

監督:マイケル・ムーア ムーアもただの政治屋に成り下がりつつある感が否めない。 過去2作と比べてもユーモアがどっぷり減り、多角的な見方ができないようになっている。 彼としては自分の思想・信念に純粋にマジメに作ったのかもしれないが、 この映画に…

留置期限

最近時計が調子悪くて止まってしまう事が多くなった 電池を換えてみたがしばらくしたらまた止まった いちいち修正するのが手間なので壁から時計を外す 考えてみれば、長い事この時計はあそこにあった 時計を外してから数日経ったが どうしても時計のあった場…

Jam Films

遊びの人とマジメな人が混じってて見づらい。 第一線の旬な人達ばかりだから軒並みクオリティは低くない。 だけどこういう企画で一線を揃える意味があるのかな? この時点で若手と言えるのは北村龍平くらいじゃないかと思うんだけど その北村龍平がダントツ…

傍観

やり残したことはなんだ あまりに多くてキリがない 全部やりとげるつもりなのかもよくわからない 結局簡単でラクな所から手をつける あえて問題を困難にしたりするのは やり残していたいからなのか でも別に答えなんかいらないんだけど 結局リアクションが見…

Tahiti 80 / Live in SHIBUYA O-East(6/9)

OPENING ACT:FUGU どうやらO-Eastに行くの初めてだったのワタシみたい。いいなあここ。最後尾でも十分見れるしRed Barっていう逃げ場もあるし。 ステージ中央にNord Electroがセッティングされてて、前座のフグとやらが弾き語りをするという事だったので、…

モテ系キャリアが、モテないオタクと恋をした

っていうかこの「モテ系キャリア」ってハイレベルオタクじゃないですか 「『めぐりあい宇宙』の最後のセリフをあれほど完璧に言ってくれた男の人って初めてかも……」と「ちょっとぽーっとなった」。 男の方だって仕事くらいしてんだろうに「オタク」の一言で…

偉い人

久々に仕事などでたくさん電車に乗る それだけでもうアホみたいに疲れる 普段電車に乗る人と乗らない人 こんなの毎日やってんだからもう根本的に何かが違う と、思うのだけど、ある人が電車通勤かどうか分かるかと言えば、 はっきり言って分からない でもき…

イルマーレ

どうしたってチョン・ジヒョンが可愛い。 タイムシフトがたった2年という設定は意外と珍しいんじゃないかと思うし、 それ故にお互いの存在をリアルに感じてしまう所がナチュラルで、パーフェクト無意味なトレンディーシーンに水をさされるものの、かなり良…

チョイス

選択という行為にも能動的なものと受動的なものがある。 特に、この能動的選択に関して、僕はセンスがない。 ような気がした。 だけど自ら進んで選ぶという事は、それなりの道筋や、 計画性があるわけで、それがその通りに運ばないと 正解だったなとは思えな…

アイデンティティー

監督:ジェームズ・マンゴールド バンド連中のススメで見た。たまたまWOWOWでやってたからというのもあるけど。 発想は面白い。演出も良い。ジョン・キューザックも レイ・リオッタも好きな役者なのでかなり楽しめた。オチに入るまでは。 メインの事件シーン…

脳力

それこそ純粋に足が速いとかチカラが強いとか言う事を除いて。 スポーツや演奏においても、ほとんどの事は脳力による。 体をいかにうまく操作するか。 体をどのように操作するかを、いかに正確に早く決めるか。 体の操作を決めるパターンをどれだけ創造でき…

Zガンダム

アニマックスでまともに見た覚えのなかったZガンダム全話放送って事で全部録画する事に決めた。 既に10話くらいは録画してるけど先日ようやくまとめて5話まで見た。 びっくりするよねしかし。全く想像以上に不親切だ。ガンダム見てなかったヤツなんか全く寄…

安堵

大学の友人の結婚式とかいうよくある場。二次会だけど。 ほとんどの場合、ようはプチ同窓会になるワケで、僕の大学の友人っていわゆる社会的に、人格的にマトモな人が多いのだけど、今日結婚したヤツは友人の中でもちょっと変なヤツだったせいか、集まってる…

Songs for Silverman / BEN FOLDS

やっと届いたよDVD版。前作よりちょっと華やかさが減ったくらいで基本変わらんね。地味だけど良い曲が揃ってるのでファーストよりは長く聞けそうな気もする。ただ一番気になる事はピアノのキャッチーさがだんだんとなくなってる事かなあ。 前作よりはシンプ…

ロック音痴

今日は鍵盤を担当してるRUDE DUNKのライブだった。いつもライブがあると帰りは頭が痛いのだけど、久しぶりに最後まで元気に帰った。女性Voのみのイベントで轟音率が低かったからかと思われる。いつもこんなんだと助かります。 しかし対象外のバンドとやるの…

アパートの窓割ります

作・演出:土屋亮一 シベリア少女鉄道のvol.12。数年前から役者友人にプッシュされてたがなんとなく機会を逸してたらシアターテレビジョンで放送があってラッキーとばかりに見てみた。 シベ少初見なんだけどこれは恐らくハズレなんじゃないか。根本的な笑い…

疑似体験

風呂上りに鼻水をちょいすすっている状態で、たまたま椅子の下のネジを締めようと思って覗き込んだらスゲエ頭が痛くなってクラクラした。 しかしこれは気持ち悪いながらも懐かしい。なんか知ってる。知ってるよコレ!とよーく記憶を遡ってみて思い出した。ク…

趣味の壁

チームとして何かを構築していく時、当然アイディアがぶつかる事はある。かならずしも理論的な解決を重んじられない場では、最終的に「趣味の問題」という所に落ち着く事が多い。いい加減これに飽きたので回避を試みる。 始めから趣味をできるだけ同じくする…

麻痺とリフレッシュ

色々と麻痺してきたからリフレッシュしないと。 と思ってみたが、ふと我に返ると、それ自体ルーチン化しつつある。 となるとその一巡自体が麻痺してくるから、それ自体リフレッシュしないと。 とか思ってみたものの、それ自体がまたルーチン化して麻痺してく…

クジラの島の少女

この作品のテーマとかキャストとか映像とか演出とか。 とてもシンプルで直球で、ジャケットやあらすじから期待させる内容をほとんど裏切らない。ラストまではね。 そのシンプルさが、このジジイの人間としての薄さを目立たせていて、それがどうにも鼻につく…

ナイーヴ

近年、周辺にナイーヴな人が多くなってきた。 そしてそれはほとんど自己に対するナイーヴでしかない。 そんな時の彼らは圧倒的に他人に鈍い。まさに鈍獣。 それは結局のところ、ただのナルシズムなのか。

めぐりあう時間たち

ニコール・キッドマン主演女優賞 おすぎが絶賛してた記憶があって見る気がしなかったが、連休のくせに妙に用がなかったので見てみた。あんまり良い映画だったのでびっくりした。三人の女優は言うまでもなく、ラストの締め方なんかめちゃくちゃ秀逸だ。 しか…

ナイフ

銃で撃たれた事は今まで一度もないが、ナイフで刺された事は何度もある。昨日は左ナナメ後からアバラの隙間にグサリと行かれた。正面から行かれた事もある。今のところ全て胴体で、顔とか首とか股間とかエグイのはない。 殴られるとか蹴られるとか鈍器のよう…

鈍獣

クドカン脚本・河原雅彦演出。 クドカンはドラマには適してるが舞台には軽すぎるキライがあってやや趣味ではなかったのだけど、これは率直に面白かった。池田成志を筆頭にキャストも良かったし岸田國士戯曲賞受賞もうなずける。この多忙さでこれだけのものが…