まいたけ味

まいたけの味がします。作品レベル以下のアウトプット墓場

2020-01-01から1年間の記事一覧

星を追う子供

監督:新海誠 新海誠をWowowで見るシリーズも尽きてきました。これまでで一番商業的なのか、ジブリ後継の意識が高まってます。 この後の大ヒット作2連発で誰にも文句を言わせないことができたので結果としては良かったというか、そういう才能がきっちりあっ…

監督:河瀬直美河瀬作品なので構えてたが、全く見やすかった。 良い意味で普通に面白い。殯の森では、映像やロケ地の美しさはわかるが、正直素人と俳優の演技差が温度差として伝わる部分があってこれは刺さるっちゃあ刺さるけど、私にとっては嫌な刺さり方だ…

台北ストーリー

監督:エドワード・ヤン結局私はこう言うのが好きなのだ。 もはや自分でも何が面白いのかよく分からないけど、好きなのだ。 酒は飲まないけど、それに近い気分ではないかと。少し古い作品のため、音楽やファッションなど、ノスタルジーも追加される。近代的な…

いなくなれ、群青

監督:柳明菜甘酸っぱい。 飯豊まりえの透明感と優等生少女ノスタルジーが直球ど真ん中で期待を裏切らない。 ポストガッキー候補ナンバーワンでなかろうか。世界観はある程度出てるし郵便局員の片山萌美は効いてる。 が、音楽祭のクダリがちとヒネリもなく長…

舞台

著:西加奈子文庫版には著者と早川真理恵の対談があって、主人公の行動、虚栄心や羞恥心の心の動きについて共感が語られている。 この主人公の心の動きにほぼ全くと言って良いほど共感出来なかった私には、この対談無くしてこの小説の意図するところは90%も理…

教団X

著:中村文則 各方面で絶賛されている様と、この分厚さで「読み応えありそう」と大いに期待してしまったのがやや空ぶった感はある。 十分に良書だとは思うけど新しい感じはなかったなあ。中村文則は「銃」しか読んでないのでイマイチまだ掴めていない感はある…

FACT FULLNESS

プロセスは違うけど、大きなメッセージである「世界は着実に急速に良くなっている」はサピエンス全史と共通点がある。 日本では空白の30年などとも言われるけど十分に豊かさは増し、環境も教育もアップデートされ続けている。スマホも食洗機もHDDレコーダー…

言の葉の庭

監督:新海誠こちらはSF要素ナシ。 短いのでアッサリ感と消化不良感は否めないが、テーマである雨と絵のキレイさは相性が良い。 ヒロインが27歳なのでアニメ声感は多少薄れ、そこは落ち着いてみられた。言の葉、と言う題材は特別効いてない印象。正直なくても…

雲のむこう、約束の場所

監督:新海誠 15年も前の作品なのか。SF要素が強く、監督がブレイクしたヒット作の原点と言えそうな作品。 長編デビュー作らしいが声優は豪華。案外金かかってる?絵はきれいだし悪い所はそんなに無いが特に面白い点も無いと言うか、まあ90分じゃSF設定の細い…

サピエンス全史

著:ユヴァル・ノア・ハラリ入院でまとまった時間が出来たので読み切りました。 さすがの世界的ベストセラーすな。世界史をある程度把握してないと途中厳しいかもしれんけど、ウィキペディアと行ったり来たりでより面白さ膨らみます(時間はかかるけど。。。…

秒速5センチメートル

監督:新海誠 あっと言う間に日本を代表するアニメーション監督になった新海さん。 WOWOWの特集でまとめて見たので連投します。本作はSFでは無いですが、1番好きかもしれません。最後マサヨシの歌で引っ張ると言うのはなかなか勇気のいる事だと思うけど、印象…

八日目の蝉

監督:成島出 原作:角田光代 久しぶりの大ヒット。原作を読む前に見たのは良かったか悪かったか分からないけど、読まなくても十分に良い。しばらく最も泣ける映画として君臨するだろう。島での安定した暮らしからの流れ。別れ際のセリフ。やばい。 とにもか…