まいたけ味

まいたけの味がします。作品レベル以下のアウトプット墓場

映画

深呼吸の必要

監督:篠原哲雄 うーん。やっぱりそうか、そんな感じだな。 言うなら映画ファンなんですかね。何かを模倣したりベッタベタである事を 放棄するどころかあえて喜んでやってるような気がする。 だって好きなんだもんの開き直り。 ベクトルが全く違うけどタラン…

21グラム

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ なんか、似たような感触の映画見たなあと思ったらアモーレスペロスの監督だった。 そう考えるとちょっと落ちる。役者のレベルは明らかに高い人を使っているのだから、 ちょっとどころじゃないかもしれない。 …

天国の本屋〜恋火

監督:篠原哲雄 理由は分からないけれどTV版濱マイクの「私生活」っていう話が 篠原作品だと思い込んでいたが、これ見た後に確認したら岩松了だった。 っていうちょっとした勘違いっていうか思い込みで、 篠原哲雄を見てみたいと思った為に見てしまったのだ…

パッション

監督:メル・ギブソン イエス・キリスト最後の日の話。ホントにそれだけを2時間かけて映像にする。 多分、賞味1時間くらいはリアルな暴力・拷問シーンで、最初の数分はイヤーンとか思うけど正直言って後はただひたすら退屈なだけ。で、早送りしまくり。 イ…

ドッグヴィル

監督:ラース・フォン・トリアー とにかくトリアーが映画家として非常に価値や意味のある存在である事はハッキリした。 話題にならざるを得ない舞台セットについても単なる思いつきではなくて、 意味のあるビジョンを持って、なお且つ実際にそれを作り、示せ…

永遠と一日

監督:テオ・アンゲロプロス ブルーノ・ガンツ歳取ったなあ。当たり前だけど。 オッサンが崖に上るって言っただけで裏切り者呼ばわりされるのが笑った。 あと、結婚式みたいなので、新郎新婦がずっと踊ってるんだけど、 これが習慣なら踊りがヘタな人は大変…

シェルタリング・スカイ

監督:ベルナルド・ベルトルッチ なんか、思ってた感じと違った。だから何だという事もないけど。 夫婦の関係について、映画ではサハラに着てからしか描かれていないけど キモは二人が10年間どういう関係だったのかという所にあるだろうから ベースであるN…

東京ゴッドファーザーズ

監督:今敏 いちいちヒネリがない。良い意味でも悪い意味でも。 逆に言えば、こうも普通というかやりつくされてるような話を、 よくもまあそれなりに見せれるなあとも思う。 特にキャラが立ってるワケでもないし、構成・演出がうまいのかな。 しかし日本の優…

阿修羅のごとく

原作:向田邦子 監督:森田芳光 こう文芸作品的なモノをやらせると全く普通なのね森田さんは。言われなければ森田だとは思わない。まあキャストはそれっぽいけど。しかしこの4姉妹並べると黒木瞳って存在感ないんだね。深田キョン子の方が女優的かもしれな…

ゴッド・ディーバ

多分日本にはアンチハリウッドな人は結構多いと思うのだけど、ことCGに関しては全く持って圧倒的に優れている事をさらに確信した。 知らんけどこの映画はフランスでトップクラスの方がお作りになったそうだが、CGは日本映画っていうかプレステ2。しかもより…

パンチドランク・ラブ

監督:ポール・トーマス・アンダーソン 結果から言えばアダム・サンドラーの為の映画なんだけど、 一目惚れっていうタイトル的にエミリー・ワトソンじゃムリじゃないの。 え?オマエになのか?そうなのか?と思ってしまって序盤のノリが悪かった。 っていう…

華氏911

監督:マイケル・ムーア ムーアもただの政治屋に成り下がりつつある感が否めない。 過去2作と比べてもユーモアがどっぷり減り、多角的な見方ができないようになっている。 彼としては自分の思想・信念に純粋にマジメに作ったのかもしれないが、 この映画に…

Jam Films

遊びの人とマジメな人が混じってて見づらい。 第一線の旬な人達ばかりだから軒並みクオリティは低くない。 だけどこういう企画で一線を揃える意味があるのかな? この時点で若手と言えるのは北村龍平くらいじゃないかと思うんだけど その北村龍平がダントツ…

イルマーレ

どうしたってチョン・ジヒョンが可愛い。 タイムシフトがたった2年という設定は意外と珍しいんじゃないかと思うし、 それ故にお互いの存在をリアルに感じてしまう所がナチュラルで、パーフェクト無意味なトレンディーシーンに水をさされるものの、かなり良…

アイデンティティー

監督:ジェームズ・マンゴールド バンド連中のススメで見た。たまたまWOWOWでやってたからというのもあるけど。 発想は面白い。演出も良い。ジョン・キューザックも レイ・リオッタも好きな役者なのでかなり楽しめた。オチに入るまでは。 メインの事件シーン…

クジラの島の少女

この作品のテーマとかキャストとか映像とか演出とか。 とてもシンプルで直球で、ジャケットやあらすじから期待させる内容をほとんど裏切らない。ラストまではね。 そのシンプルさが、このジジイの人間としての薄さを目立たせていて、それがどうにも鼻につく…

めぐりあう時間たち

ニコール・キッドマン主演女優賞 おすぎが絶賛してた記憶があって見る気がしなかったが、連休のくせに妙に用がなかったので見てみた。あんまり良い映画だったのでびっくりした。三人の女優は言うまでもなく、ラストの締め方なんかめちゃくちゃ秀逸だ。 しか…