まいたけ味

まいたけの味がします。作品レベル以下のアウトプット墓場

永遠と一日

監督:テオ・アンゲロプロス
ブルーノ・ガンツ歳取ったなあ。当たり前だけど。
オッサンが崖に上るって言っただけで裏切り者呼ばわりされるのが笑った。
あと、結婚式みたいなので、新郎新婦がずっと踊ってるんだけど、
これが習慣なら踊りがヘタな人は大変だと思った。
そこに割り込んで犬預かってくれと言うオッサンもおかしいが、
それで中断するのも、その後、何事も無かったかのようにまた踊りだすのもおかしい。
っていうかその踊りは何だ。なんで半笑いなんだ。


そんなこんなでオッサンが昔の思い出に随所で浸って
中途半端に自分がちょっと関わったコドモだけ助けて、
今は亡きバーチャル妻に救われて、とにかく自己中が炸裂。


詩人とか作家とか、多少そういう要素のある人間なら、
自分のそういう自己完結的でナルシズムな部分を見せられたようで
なんかちょっとイヤな気分になるんじゃないかと思う。
あー、今なんか美化しちゃった。みたいな嫌悪感。


逆に言えばこれを肯定できるくらいの開き直りというか
自己陶酔がないとダメなんですかねえ。いやはや。


永遠と一日 [DVD]