監督:クリス・クラウス
ナチス時代の加害者と被害者(ゲルマンとユダヤ)の血筋を引く二人が過去の研究をしながらも惹かれあうという話。
二人とも相当に頭がおかしく奇行についていけない感があるが、アデル・エネルの魅力一本でなんとか引っ張る感じ。
ストーリー的に特別面白いというほどでもなく、二人のキャラクターは魅力的ではあるが、行動が突発的かつ衝動的すぎて感情移入できない。
嫁に男をあてがっていたのも、〇たないだけというのはどうにも分からない。まあここら辺は文化の違いなんだろうけどね。結局若い女には〇つんだから、日本ではよくある倦怠夫婦でしかないんでないのという感じ。まあそこらへんがコメディという事なのだろうけど。
全編通して退屈さはないので見て損はしない。それなりに良い気持ちで終われる映画。アデル・エネルが見たければオススメします。